有害獣対策
外来動物による被害を及ぼしているのは、ハクビシン・アライグマといった動物。農耕地から都市部に至るまでさまざまな場所において被害をもたらしています。ハクビシンはアライグマのように特定外来生物には指定されていませんが、似た生態を持ち、同じような被害が報告がされています。都市部では生活環境被害を始めとするさまざまな問題をもたらしています。特に多いのが、屋根裏や床下、物置などに住み着くという被害。特にハクビシン鳴き声や物音による騒音のほか、糞尿で汚染されるケースが多く、悪臭や天井のシミ・腐食といった被害を受けることになります。屋根裏が住居となると、二次被害ダニ・ノミの発生・喘息やアトピーといったアレルギーの原因となったりする恐れも。人獣共通感染症の病原菌や寄生虫などを媒介する場合もあるため注意が必要です。
都市で多発するスズメバチ
日本で最も多くの死者を出している野生の生物をご存じですか。凶暴なクマや毒蛇などと想像する方が多いのではないでしょうか。しかし日本で最も多くの犠牲を出している生物は「ハチ」です。その中でもスズメバチは日本で最も多く報告されています。スズメバチによる刺傷被害は全国でも年間数千件にのぼり特にスズメバチによる刺傷被害の増加は、巣の拡大やエサの減少だけが原因ではなく、そもそもスズメバチが都市部などの人の生活範囲に侵入し、スズメバチが都会に適応するなど、人間の生活圏に巣をつくるようになってきたことが大きな原因と考えられています。本来スズメバチは攻撃性が高いのですが、こちらから攻撃しない限りは襲ってくることはありません。しかしこちらから攻撃したつもりではなくてもスズメバチからは攻撃を受けたとみなされてしまって襲われてしまうこともあるのです。
都会にスズメバチが増えると人間と接触する機会も増えてしまうため、それだけスズメバチに襲われる危険性も高くなってしまうので被害を防ぐためにもスズメバチの巣を見つけたら早急に駆除するのが望ましいのです。
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